資生堂、ブランド数絞り込み 新たに「マキアージュ」

化粧品最大手の資生堂がブランド数を絞り込む戦略に転換する。27日には口紅やファンデーションなどの主力メーキャップブランド二つを統合し、新たに大型ブランド「マキアージュ」を発売すると発表した。消費の多様化にこたえるため一時は同社のブランド数は100を超えたが、収益力の低下を招いたことから見直す。

統合するのは、口紅やアイカラーのブランド「ピエヌ」(年間売上高約200億円)と、ファンデーションの「プラウディア」(同約200億円)。

マキアージュは8月21日に発売し、テレビCMや雑誌などの宣伝費に40億円をかける。「一つのブランドの宣伝費としては過去最大級」といい、発売後1年間で500億円の売り上げを目指す。

 また、整髪料「ウーノ」を男性用向けブランドの中核に育てる。こちらは、お笑いタレント52人を起用するCMを制作する。

同社のブランドは90年代中ごろから増加し、00年ごろには100を超えた。「ブランド一つ一つが小粒になってシェアが落ち、そこに宣伝費を投じて消化不良になる悪循環に陥ってきた」(平田賢一・化粧品事業部マーケティング部長)という。

化粧品業界では、2位のカネボウ化粧品も60以上あったブランドを20程度に集中している。

2005年06月27日23時30分(朝日新聞)